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Channel: February 2006 | ioc-waseda
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IOC本庄早稲田:トピックス

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軽度発達障害児社会性養う教材

教育用ソフト開発のディーアイケイ(DIK、埼玉県本庄市、金子弘行社長、0495・25・8200)は東京学芸大学の藤野博助教授と共同で、軽度発達障害児に社会でのマナーなどを身につけさせるためのソフトを来春に製品化する。授業中は静かに着席する、公共の場では騒がないといったことをアニメで分かりやすく教える。小中学校には高機能自閉症などの軽度発達障害児が約百万人いるとのデータもある。養護学校に通う重度発達障害児より障害の程度は小さいが、意思疎通や相手の感情の理解が苦手でトラブルを起こしやすいという。ソフトは学校や公共の場でよくある場面や場所をアニメで表現。どう行動・発言すればよいのかを生徒に伝える。小中学校の障害児教育が専門の藤野助教授は場面設定や質問内容を企画する。DIKはそれが子供に分かりやすく伝わるようなアニメにする。CD-ROM(コンパクトディスクを利用した読み出し専用メモリー)に収録し、小中学校や保護者に一万円前後で販売する予定。年間一万枚の売上を目指す。DIKは個々の生徒の状況などに合わせた教材をネット配信することも検討する。


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